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在宅

下の子が昨日の夕方から熱を出しているため、本日は研究室には行かずに家に居ます。

私は臨床研究をしているので、どうしてもその時間に病院に居なくてはいけないという状況は多々ありますが、やはり大学院生になって、このように時間の融通が効くことが多くなりました。

昨日の夕方、保育園から電話があった時点で、必要な書類のデータをUSBで持ち帰り、家で進めることができます。(念のためですが、患者データではないです。)
まー、実際は、研究室のようには進まないのが現実ですが・・・。う〜ん、自分に甘い!!

麻酔科医、いや医者全般そうなのかもしれませんが、病院でしか働けないというのが、困った時にその生活状況に合わせて時間のマネージメントができない大きな要因となっています。

一般病院では臨床業務がほとんどを占めるので、この状況を変えることはほぼ不可能に近いと思いますが、大学病院は臨床業務以外に、研究・教育も重要な業務となっていますので、そういったものの一部を在宅でできるように、そしてそれがプラスαとして乗っかってくるのではなく、同じ重みを持った業務としてみなされるようになれば、ある程度、上記問題が解決するように思います。

専門医制度が変わり、また大学に人が戻ってくることが起るように思いますが、ある程度育った人材が長期に継続していくためには、人生のイベントである育児や介護といった問題と両立できる環境が必要となります。


私は今は大学院生ですが、大学にいる女性の中で、子供の年齢は一番上になります。

そのためか、研修医さんや見学の学生さんやらに、
『将来、子育てをしながらも続けられる科、(麻酔科と決まっている場合は)医局がよいのですが、ここはどうですか?』
と聞かれることがあります。

ぶっちゃけてお話しすると、保育園の年齢はおそらくどこでも自分の根性があれば働けます。
問題は、小学校からです。
最近、小学1年の壁 だか何だかって言われるようになりましたよね。

その医局や病院で、本当に働ける環境が整っているかは、
小学生を持つ母親が働いているか?
 
介護をしながら働いている人はいるか?
 

具体的な体制は聞かずとも、そのどちらかの人が居れば、その医局または病院は、あなたがそのような環境になった時に、働ける病院のはずです。

近くに中学生のお母さんがいないので、子供が中学生になったとき、どういう困難がまっているのかしら?
伺ってみたいものです。

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麻酔科へようこそ

管理人からのメッセージ

子育てをしながら働くことや、うちの楽しい医局の雰囲気をお伝えできればと思います。
このブログを読んで、一緒に働きたい!という麻酔科医、お待ちしています。
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麻女っこママさん

Author:麻女っこママさん

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